キッチン天板交換計画 フィオレストーン編
マンションを購入する際、特に女性の方はキッチンがどのような仕様か、非常に気になるポイントではないでしょうか?キッチン設備の仕様はもちろん、冷蔵庫と食器棚の配置はどうなっているか、また食器棚を置いたらキッチンまでの距離はどうなっているか。
様々な疑問点が頭によぎるかと思いますが、今回は当社でも沢山リフォーム工事の注文を頂いている「キッチン天板」にてついてお話しします。
キッチンの天板はカウンター型?フラット型?
現在マンションのキッチン天板は大きく分けて2パターンです。
1.カウンターキッチン型天板
キッチンとダイニングの間を区切るように壁が立っており、カウンターになっているタイプのものです。キッチン天板から立ち上がっているのでダイニングからキッチンの中が見えにくい構造となります。散らかったりしているものがリビング側から見えづらい点と、キッチン側からの水跳ねがリビングに飛びにくいのが利点です。
2.フラット型キッチン天板
名前の通りキッチン天板がフラットになっているタイプです。リビングにかけて段差がないフラットな形状なので圧迫感もなく開放感のあるLDKが表現できます。しかしながらキッチン上の状況が丸見えとなりますので細かな手入れが必要になりますがインテリア的な見栄えはやはりフラット天板で根強い人気があるように感じられます。
− キッチンの天板(ワークトップ)のみを交換する
タワーマンションのモデルルームの提案でキッチン天板をフラット天板に交換する工事を提案しました。比較的リビングがこぶりなサイズだったので、キッチン天板をフラットにすることでLDK全体に開放感をもたらして広く見せます。
− 高級人造石のフィオレストーン
今回交換するキッチン天板はアイカ工業の天然水晶が主成分の高級人造石、フィオレストーンを使用します。
フィオレストーンは先述したように天然水晶が主成分で、その色味・柄様々なバリエーションが存在します。天然石の持つ風合いは独特で美しい質感と光沢感が非常に美しい商品です。また圧倒的な硬度で摩擦や摩耗にも強く、機能性も非常に高い商品です。こちらのフィオレストーン、高い機能性も去ることながら、更に凄いのがその重量。新たに届いたフィオレストーンは大人4人で担いでもやっとの思いで運べる重量です。またお値段も凄く、天板一枚で数十万円の代物となります。こちらを慎重に交換していきます。
− 完成したフラットキッチン天板
立ち上がりのカウンターがなくなったことで、開放感が増しました。リビング最大の特徴のL型のFIX窓もリビングに入った時見栄え良く目に入ります。
天板の質感も非常に高級感が高く、天板部分も非常に広くなったので開放感が増しました。カウンターキッチンにも使い勝手的なメリットと見栄えの良さもあるのでどちらが良いか・・・という問題ではないですが、開放感のあるフラット天板というのも一つのインテリアポイントとしてリフォームに組み込んでみては如何でしょうか。興味のある方はご相談くださいませ。
この記事へのコメントはありません。